只今渓流釣りは、禁漁期間のため春先までお休みです・・・

ヤマメ(アマゴ)、イワナに会えるのは大きな楽しみですが、最近ではクマに出くわしたらどうしよう、という不安も常につきまといます。こちらの存在を知らせるためにスズをつける、というくらいの防御策でこの不安は解消できるのでしょうか?こわいですね。テディベアを可愛がる人の気持ちがわかりませ〜ん。
人里でのクマ騒動は、異常気象による木の実などの不足により、冬眠を前にしたクマが食糧探しのために山を下りてくるのが原因と言われております。もともと渓流釣りをする人は、山の奥深くまで、つまり、クマたち本来の生活圏に入り込んで行動していることになりますから、すぐ近くにクマがいてもおかしくないわけです。もう何十年とこういうことをやってきて、一度もクマと出くわしたことがないということは、クマがちゃんとこちらの存在をチェックしていて一定の距離を保っていてくれてたからなのでしょう。

2005年1月
クマよけにはスズをぶら下げるのが効果的、と言われていますが、本来静寂を求め分け入った深山で、いくら効果的といえ、一日中スズの音に付き合わされるのは実際かなり苦痛なんです。こういうことって、体験してみないとわからないでしょうね。スイスのカウベル、ご存じですか?四六時中、耳元であの騒音。牛もつらいでしょうね。

音の出るものならスズに限らないのです。ラジオとか歌を歌うとか、常にここに人間がいるゾー、ってクマに通知してやればいいんです。たまに私の下手クソな歌を見えざる敵にご披露することもあるんですが、とても聞くに堪えないと逃げ出しているハズです。それならそれでもいいけど・・・釣りも命がけ。
そんな苦労をしてでも、こんなに美しいアマゴが釣れればクマのことなんかすっかり忘れてしまいます。もしクマと出くわしたら、釣った魚を投げ与えてしばらくそちらに気を向けさせる、というのも効果的だそうです。でも、はたしてそんな時そんなこと出来るんでしょうか?

アマゴ:サツキマスの陸封型 えっ陸封型って?
マス類は川で生まれ、海で成長するということになっています。そしてまた産卵のため生まれ育った川に戻ってくるという、テレビなどでよく見る北海道の涙ぐましいサケ遡上産卵シーン。しかし、何らかの理由で海に下れずに川に取り残された?あるいは下るのが大変そうだから川に居着いてしまった?はっきりした理由は分かりませんが、それが陸封型といわれる魚たち。人生いろいろ、魚もいろいろ。ちなみに、ヤマメはサクラマスの陸封型で、朱色の斑点が無いというくらいの違いで習性などはアマゴとほとんど同じです。
それにしても魚の撮影はなかなかむずかしいです。デジカメのおかげでフィルムのようにコストを気にせず数を撮れるようになったから、数打ちゃ当たる方式でやたらにシャッターを押すけれど、かえってそれが良くないのかもしれないですね。初心に帰って一発入魂。フィルムのつもりでまじめに取り組まなければいけないと思います。あっ、その前に立派な魚を釣るのがもっとむずかしい〜。しかし、良い型が釣れれば写真を撮ることなどどこへやら。。。しばらくは放心状態です。やっぱりダメだこりゃ!

釣った魚はおいしくいただくのが供養というものです。貴重な動物性たんぱく源。では次回、おいしい料理法をご紹介します。