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| 2004年 No1 | |||||||
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「・・・ピザ生地コネコネは、遠い昔のどろんこ遊びの延長線上にあります。まあ、一般的に料理自体がこねたりたたいたりつぶしたりのばしたりという、そんな要素を持ち合わせているようですが・・・あっ、料理家の方、そんな意味で言ったのではないのです〜。料理はそう簡単ではないですよね。あるいは、手打ちうどんにも共通するかな?とも思いますが・・・あっ、手打ちうどん家の方、そんな意味で言ったのではないのです〜。手打ちうどんも奥が深いですよね。
子供たちを撮影していると、親の注意も無視して子供たちは本能とも思えるくらいうれしそうにそこらのどろをいじり始めるものです。誰しも幼い頃に体験したあの何気ない行動が、実は食づくりの原点だったと気が付くのは私だけでしょうか。どろに水が加わるとどろんこ。おなじみのオママゴトはもっと後の作業となります。それ以前のきわめて原始的作業のどろんこ遊び。黒い土が白い小麦粉に変わってこれが将来のピザ生地コネコネに発展するとは・・・う〜ん、ちょっと強引でしたか。発展なんて大それたものではなく、何ら昔とやることは変わってないんですよね。 そんな本能?から生地をこね始めてン十年。よく耳たぶほどの柔らかさ、とコネ具合の例に耳たぶがあげられますが、そんな私の耳たぶも年とともに適度の弾力を失いつつあり、生地も何となく頼りなくなってまいりました。最近の小麦粉はダメだな〜、なんて小麦粉のせいにして。まあ、耳たぶを参考にする必要もないくらいもうベテランとなりましたが。 ピザづくりが他のコネコネと決定的に違うところは、生地を包みこむあのオリーブオイルとトマトソースとオレガノの、これぞイタリア!という香りの魅力。やはり、これらを抜きにしては私のコネコネ作業もそれほど長く続かなかったのではないでしょうか。しかし、コネコネ時間が足りなくてどうしてもイタリア!というときには、食パンにトマトソースを塗ってチーズをふりかけてオーブントースターで・・・とこんな手抜きに近いようなピザでも、イタリアでは街角で立ち食いするパンピザと似たようなものですから、立派にアリですね。意外に本場ではこんなタコヤキ感覚ピザが日常的です。 最近、東京でもあちこちにオリーブの木が植えられ、秋にはかなり立派な実を見つけることが出来るようになりました。それは街路樹だったり、基本的にパブリックな場所でけっこう実っております。適当に木をゆすると褐色に熟した立派なオリーブの実が落ちてきます。オスとメスの木を意識して植えているんだな〜、と妙に納得。この2本セットでないと実を結びません。でも、実はどちらにも付きます。このへんが神秘的。その神秘の実が東京にもあるのです。ピザのトッピングに、というよりは、油をかなり含んでおりますので、そのまま炒め物などに使うのが正解ではないかと思います。皆さんもオリーブがお好きでしたら気を付けて街を歩いてみてください。(ヒント:港区に多い)収穫用の袋を用意して。発見したときはきっと感激マチガイナイ・・・」つづく |
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